久々に小児看護学実習指導に行きました。学内の講義と違って学生の良いところ、看護師として努力の必要な部分がダイレクトに表れて、また子どもの健康の回復と生活と成長を支えるための看護を、病棟の指導者とともに伝えて関わっていくことは大変ですが終わった今、清々しい気持ちでいます。
思春期の男の子を受け持ち、男子学生だから出来る話や思いを聞いて関わりたいと素直に思えたり・・大人しい学生が子どもの笑顔とともに元気に明るく実習する姿に私が嬉しくなったり・・学生が子どもからお礼の手紙を受け取り、涙したり・・ある子は嬉しすぎて跳ねながら指導室に帰ってきたり・・また子どもとの会話に悩み悩み考え込む姿とか・・色々ですが一生懸命に頑張り悩んで考えるからこそ成長に繋がっている事、また失敗したことから学びが深まっていると実感しています。
いまどきの学生は、失敗を恐れて傷つくことを恐れる繊細さを持っています。でもその気持ちを越えて、子どものために何か自分が出来ることはないかを考え、実習で頑張る事で看護師として踏み出せる素地作りに繋がっていると思います。子どもが可愛い存在だと気づき、小児科で働くのもありだと考えてもらえたら嬉しいなぁと実習の度に思います。
そして私は2度目の新人ナースとしても5月から働かせてもらっていますが・・・あの時の一言は言葉足らずだったなぁとか、配慮が足りなかったなあとか思い自己反省することが多いです。自分の姿は自分には余り見えずで・・誰かそれでいいよと肩を押してくれればと思うけれどこの年と状況では難しいかな。だから学生には前を向いてもらう為に、意識して大丈夫の肩を押します。
また私自身も子育て中は、看護師であっても迷いの連続!自分の親や、何よりも私の身近にいて子どもを預けているOさんには上手に育ててるとか、良く頑張っているとか言っていただいて沈みそうになる気持ちを何度も引き上げてもらいました。となると2度目の新人ナースとしては来院下さる方々の気持ちをしっかりすくい取り、必要な時には肩を押すことが私の役割の一つで、直接的ではないけれどそこから得られたものが、私の行動の指針で時にはそれでいいよの(肩を押してもらっている)サインということか・・ちょっとややこしいですけれど、私もまだまだ人として成長過程にあるってことですね!
有難いことに、現在我が医院には乳幼児の子育て真っ最中、思春期から大学生、社会人と各段階の経験者が揃っております。介護の経験者もおります。医院では院長とともにスタッフ一丸となって病気だけでなく来院下さる皆さまの子育てもしっかり支えていきたいと思っていますので、相談しやすいスタッフがいましたら気軽にお声掛け下さいね(*^_^*)これからの未来を支える子どもたちを育てることは何よりも尊いことだと感じています。長い子育て期間色々ありますが、息切れせずに助けて貰ったり、時に支えたりしながら進んでいきたいなぁと思っています♡よろしくお願いします。おばちゃんナースM(^.^)